Suicaの残高を使い切る方法|現金を併用した支払いは可能なのか?

Suicaの残高を使い切る方法|現金を併用した支払いは可能なのか?

Suicaの残高を確認したときに中途半端な金額だけが残っていて、うまく使い切りたいと考えたことのある人たちもいるはずです。実際、小銭と同様に端数のお金はどうしても使わずに放置してしまいがちですよね。

そのSuicaを継続的に使うならまだしも、モバイルSuicaに切り替えるなどのタイミングでカードを処分するときは勿体ないと感じることもあるかもしれません。実際のところ、カードに残っている電子マネーをぴったり使うには、どうすればよいのでしょうか?

この記事では、Suicaの残高を使い切る方法を解説しています。また、「現金を併用した支払いは可能なのか?」という疑問について考察しているので、Suicaを使っている人たちは参考にしてみてください。

目次

Suicaの残高を使い切る方法

さて、Suicaの残高を使い切るには、具体的にどうすればよいのでしょうか?

ここでは、3つの方法を紹介していきます。

方法1 Amazonギフト券を購入する

第1に、Amazonギフト券をモバイルSuicaで購入することで残高を使い切ることが可能です

Amazonギフト券は1円単位で決済可能な金額を設定して購入できます。これに関しては、Amazonの公式HPにも次のように記載されています。

カードタイプのギフトカードには、額面が3,000円、5,000円、10,000円、20,000円のものと、1,500円から50,000円の範囲内で任意の金額を1円単位でご指定いただけるものがあります。購入できる金額は、店舗によって異なります。

したがって、Suicaの残高が2187円という半端な数値でも使い切ることができるのです。Amazonギフト券の購入方法について知りたい方はこちらのページをご覧ください。

ただし、Amazonギフト券の決済はカードタイプのSuicaではできないので注意してください。また、1500円未満の金額は端数を細く設定できないので注意してください。もし、Suicaのチャージ金額が1500円以下ならば、電子マネーを追加してAmazonギフトの購入条件を満たして全額を使うのも選択肢のひとつです。

方法2 コンビニやスーパーで使う

第2に、コンビニやスーパーで買い物するときにSuicaで決済するのもよいでしょう

全国の主要なコンビニエンスストアチェーンでは、セブン-イレブンやファミリーマート、ローソン、ミニストップなどほぼすべての店舗でSuicaが使えます。加えて、イトーヨーカドーやイオン、ライフといった大手スーパーマーケットでもSuicaで支払い可能です。

駄菓子など10円単位で売っている商品もあるので、Suicaの端数を使い切るにはぴったりです。商品をうまく組み合わせて残高を消化し切ってみてください。

方法3 駅で乗車券を購入する

第3に、駅で乗車券を購入する際にSuicaの残高を充当して購入するのも良い方法です

例えば、通勤定期の更新時期に合わせて利用すれば、大きな金額の支払いに残高を充当できます。例えば、3か月定期を購入する際に、Suicaの残高を一部支払いに充てることで、効率的に使い切れるのです。

Suicaと現金を併用した支払いは可能なのか?

なお、Suicaと現金を併用した支払いが可能であれば、残高をスムーズに使い切ることが可能になります。けれども、それは許されているのでしょうか?

嬉しいことに、一部の店舗では、Suicaと現金を併用した支払いが認められています。これに関しては、JR東日本の公式HPでも次のように説明されています。

■一部のお店では、お支払いにSuicaと現金等を併せてご利用いただけます。お店にご確認の上、不足額を現金等でお支払いください。

JR東日本『買い物に利用の際にSuicaの残額が足りなかった場合はどうすればよいですか。』より引用

具体的には、1,000円の買い物をするときに、Suicaに残っている213円と現金787円を足して決済できるわけです。現金との併用が可能であるならば、対象店舗で買い物することがSuicaの残高を使い切る最も効果的な方法であると言えます。

しかし、セルフレジなどの無人対応では、現金とSuicaという異なる決済手段を組み合わせた支払いに機械が対応してないケースもあるので注意してください。決済する前に店員に確認することをおすすめします。

Suicaとクレカは併用できるのか?

残念ながら、Suicaとクレジットカードは原則として併用できません。クレカ以外にも、WAON、nanaco、楽天Edy、PayPayなどの電子マネー、さらにはPASMO、ICOCA、TOICAなどの他の交通系ICカードとも併用できないので覚えておきましょう。

ただし、Suicaとクレカを実質的に併用する方法として、モバイルSuicaのオートチャージ機能を利用することで、クレカと連動した使い方が可能になります。具体的には、自分のSuicaとビューカードと紐付けることで、残高が設定額を下回ると自動的にチャージされる機能を利用できるのです。

チャージ金額は1,000円から設定可能で、JR東日本の駅改札利用時に機能します。毎日の通勤・通学でSuicaを使う人には、特に便利な機能です。例えば、残高が1,000円を下回った時点で自動的に3,000円がチャージされるように設定することで、残高切れの心配なく利用できます。

現金と併用すれば使い切れる

Suicaの残高は端数になることは珍しくありません。切符と違って、10円や1円単位で中途半端な数字が決済金額として設定されているため、気がつくと残高が使いづらい金額になりやすいのです。

とはいえ、Suicaと現金を併用可能な店舗で商品を購入すれば、チャージされている金額を無駄にする心配はありません。Suicaに残されている金額はすぐに0円にできるでしょう。

あるいは、カードタイプのSuicaを使っているならば、いっそのことモバイルSuicaに切り替えて、返却の手続きをするのもよいかもしれません。500円以上の金額が残っているならば、そこから手数料を引かれた現金が戻ってきます。それで使い切ったとするのも一つの選択肢です。

いずれにしても、中途半端なお金を使わないまま放置しなくてもよい手立てはあるので心配しないでください。

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この記事を書いた人

IKITECH編集部は交通(電車・SUICA・新幹線・飛行機)や郵便などの生活インフラを専門領域に記事形式で情報を伝達するプロフェッショナル集団です。生活インフラ分野に知見のあるライター、編集者、研究者、校閲者から構成されたチームで記事を制作しています。

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