新幹線で東京から大阪に片道5000円で行く方法の有無|安く移動する裏技

新幹線で東京から大阪に片道5000円で行く方法の有無|安く移動する裏技

東京から大阪へ片道5,000円で行くことができれば、10,000円で東京-大阪を往復できます。新幹線は快適で早い移動手段ですが、割引などを適用することで片道5000円以内で行くことができるのでしょうか?

本記事では、割引なども含めた新幹線の料金を確認したうえで、「片道5,000円で移動する方法があるのか?」という疑問について回答しています。また、新幹線以外の安価な移動手段や、裏技とも言える方法についてもご紹介します。これを読めば、東京から大阪まで賢く移動するコツがわかるはずです。

※本記事内の情報は、2025年1月6日時点での最新情報になります。最新情報はそれぞれの公式サイト等からお調べいただけますようお願いいたします。

目次

新幹線で東京から大阪までにかかる通常料金

新幹線で東京から大阪に移動する場合、代表的な「のぞみ」の料金は以下のとおりです。

新幹線で東京駅から新大阪駅に移動する運賃(2025年1月7日出発の料金)

  • グリーン車(通常期):19,340円
  • 指定席(通常期):14,520円
  • 自由席:13,870円

「ひかり」や「こだま」を利用した場合、若干安くなりますが、片道1万円以下にはなりません。とりわけ、「ぷらっとこだま」という割引サービスを利用すれば、片道11,210円まで下げることができますが、それでも5,000円には届きません。

なお、リアルタイムの料金について調べたい人は以下のサイトを利用してください。

新幹線で東京から大阪に片道5000円で行く方法の有無

以上を踏まえたときに、新幹線で東京から大阪に片道5000円で行く方法はないのでしょうか?

残念ながら、新幹線で東京から大阪に片道5,000円で移動する方法はありません。「ぷらっとこだま」の割引を適用したとしても、片道11,210円までしか下がらないので、10,000円以下にもならないのが現状です。

学生などお金がない人たちにとっては、往復2万円を超えるのはそれなりに負担が大きいと考えられます。とはいえ、公共交通の料金は一気に安くなるようなものではありませんから、片道5,000円で新幹線に乗るのは諦めたほうがよいと言えます。

東京から大阪まで安く移動する裏技

ただし、新幹線以外の手段を使えば片道5,000円よりも安く移動することは可能です。東京から大阪に移動する方法は、通常の新幹線以外にもざまざまな方法があります。以下では、移動をできるだけ安くする方法とそれぞれのメリット・デメリットを解説します。

その1 高速バスに乗る

第1に、高速バスは、移動に時間がかかるものの、料金を大幅に節約できる手段の一つです。東京から大阪までの高速バスは、格安の便であれば片道2,280円から利用可能です。夜行バスを選べば宿泊費も節約できます。到着時間が遅くなっても問題ない場合には最適な選択肢です。

  • メリット: 最安値で移動可能、夜行便で宿泊費を節約できる
  • デメリット: 長時間の移動が体力的に負担となる可能性がある

参考:ばす比較なび「高速バス・夜行バス 東京 大阪」

その2 格安航空会社を使う

第2に、LCC(格安航空会社)を利用することで、飛行機でも安く移動できます。ジェットスターなどの航空会社では、セール期間中に最安3,920円(片道)でチケットを購入できることがあります。ただし、空港へのアクセス費用や手荷物料金が別途必要な場合もあるため、総額をしっかり確認することが大切です。

  • メリット: 最短1時間40分で移動可能
  • デメリット: 空港へのアクセスに時間・費用が追加で必要

参考:Jetstar「フライト検索」

その3 金券ショップを利用する

第3に、金券ショップでは、通常より安い新幹線の回数券や割引チケットが販売されています。場合によっては、片道料金を13,940円程度まで抑えることも可能です。頻繁に利用する予定がある場合は、回数券を購入することでさらにお得に移動できることがあります。

  • メリット: 購入後すぐに利用できる
  • デメリット: 大幅な値引きにならない、チケットが売り切れていることもある

参考:チケットレンジャー「東京発着東海道新幹線格安チケット販売」

その4 ヒッチハイクを試みる

第4に、冒険心がある方には、ヒッチハイクという選択肢もあります。費用をほとんどかけずに移動できる可能性がありますが、時間がかかる点や安全面でのリスクがあるため、慎重に検討する必要があります。事前にルールやマナーを確認し、安全を第一に考えて行動してください。

  • メリット: 費用がかからない
  • デメリット: 時間がかかる、トラブルに巻き込まれる可能性がある

東京から大阪までの移動手段は何がベストなのか?

東京から大阪までの移動手段にかかる費用・移動時間メリット・デメリットをまとめると以下の通りです。

移動手段費用移動時間メリット・デメリット
高速バス2,280円〜7〜9時間程度・時間がかかる・夜行便なら宿泊費を節約できる
LCC3,920円〜1時間40分〜・空港へのアクセス費用が別途必要・手荷物料金が別途必要になる場合あり
新幹線11,210円〜2時間27分〜・割引サービスあり・回数券、金券ショップでお得に

どの移動手段を選ぶかは、予算や時間、快適さの優先順位によって異なりますが、時間と費用のどちらも優先したいならば、格安航空会社を使って東京から大阪に移動することをおすすめします。快適さを求めるならば、新幹線がベストな選択肢であると言えるでしょう。

片道なら5000円で行く方法はある

新幹線を利用する場合、東京から大阪までは10,000円以上かかってしまうのが現状です。

けれども、新幹線以外の移動手段を使うなら、片道5,000円以下で東京と大阪を行き来できます。特に、LCCを使えば、新幹線よりも早く現地に到着できます。移動の快適さは新幹線よりも劣るかもしれませんが、コスパを考えるなら圧倒的に優れています。

とはいえ、将来的には人口が減少していくことを考えると、一人あたりの負担金額はどんどん大きくなっていくかもしれません。その意味では、5,000円以下で東京と大阪を横断できるのも今だけになる可能性も0ではないのです。

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この記事を書いた人

IKITECH編集部は交通(電車・SUICA・新幹線・飛行機)や郵便などの生活インフラを専門領域に記事形式で情報を伝達するプロフェッショナル集団です。生活インフラ分野に知見のあるライター、編集者、研究者、校閲者から構成されたチームで記事を制作しています。

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