新幹線のグリーン車と指定席の違い|メリットとデメリットを解説

新幹線のグリーン車と指定席の違い|メリットとデメリットを解説

新幹線を利用する際に、グリーン車と指定席で迷う人たちもいるはずです。だからこそ、両者の違いやメリットとデメリットを把握しておきたいですよね。この記事では、新幹線のグリーン車と指定席を比較したうえで、相違点や長所と短所について言及しています。これから新幹線を使う人たちは参考にしてみてください。

目次

グリーン車と指定席の基本事項

さて、新幹線のグリーン車と指定席とは、具体的にどのような仕組みなのでしょうか?

ここでは、それぞれの基本概要について説明していきます。

その1 グリーン車とは?

グリーン車とは、新幹線の中で普通車よりもグレードの高い特別車両のことを指します。グリーン車は、快適な乗車ができるように普通車より設備やサービスが充実しております。ただし、運賃以外に別途料金が発生するため、乗車料金が割高です。

ちなみに、「グリーン車」と呼ばれるようになったのは、1969(昭和44)年の運賃改定がきっかけでした。それまで国内の旅客列車に存在した「等級制」を廃止し、「1等車」と呼ばれていた車両を「グリーン車」と呼称するようになりました。

その2 指定席とは?

指定席とは、事前購入によって確保された座席のことです。基本的に、自由席とシートや設備に変わりはありませんが、自由席との違いは、座席を事前購入するので混雑時でも確実に座れるところです。窓側や通路側など自分が希望する座席を購入できます。

指定席は、利用する日の1ヵ月前の午前10時から全国一斉で予約・購入可能です。当日に購入もできますが、土日や大型連休は混雑が予想されます。早めに購入することをおすすめします。

新幹線のグリーン車と指定席の違い

それでは、グリーン車と指定席では、何がどのように異なるのでしょうか?

明確な違いを2つの視点から説明していきます。

その1 乗車料金

第1に、グリーン車のほうが指定席よりも乗車料金が高く設定されています。より快適なサービスを受けられるのですから当然ですよね。例えば、東京駅〜新大阪間を指定席とグリーン車で利用した場合は、指定席が14,720円であるのに対して、グリーン車は19,590円です。グリーン車の方が4,870円高くなっています。

なお、グリーン車を利用する場合は、「乗車券」と「グリーン券」を購入しなければなりません。グリーン券の料金は、実際に乗車する区間によって計算によって算出されます。

その2 サービスの違い

第2に、グリーン車では、毛布や時刻表、雑誌類といった備え付けサービスの貸し出しや車内販売も行っております。例えば、東海道・山陽新幹線のグリーン車では、おしぼりを提供している車両もあります。また、東京〜新大阪間を走る「ひかり」「のぞみ」のグリーン車では、モバイルオーダーサービスが利用できます。

一方で、指定席を利用する場合は、このようなサービス提供はありません。移動するだけではなく、具体的なサービスを受けたいならば、グリーン車を利用するのがよいでしょう。

グリーン車と指定席のメリットとデメリット

グリーン車と指定席のいずれかを選択する上で、長所と短所を把握しておきたいですよね。ここでは、グリーン車のメリットとデメリットをまとめた表を紹介します。

グリーン車と指定席のメリットとデメリット

✅:メリット ❌:デメリット

項目グリーン車指定席
快適性✅ 座席が広く、リクライニングが深い❌ 普通車より狭めの座席
✅ 静かで落ち着いた空間(ビジネス客が多い)❌ 繁忙期は混雑しやすく、周囲が騒がしい場合も
✅ 乗客が少なく、隣席が空いていることが多い✅ 自由席より確実に座れる
コスト❌ 指定席より3,000円~5,000円ほど高い✅ グリーン車より安価でコスパが良い
❌ 割引が少なく、EX予約などの適用範囲が狭い✅ EX予約などの割引が使いやすい
✅ 快適さをお金で買えるため、長距離移動向き✅ コストを抑えつつ快適な移動が可能
サービス✅ おしぼりの提供(一部路線)❌ おしぼりなどの特典なし
✅ 降車がスムーズ(先頭・最後尾の車両が多い)❌ 降車時に混雑しやすい
❌ 飲み物や軽食の提供はなく、普通車と大差なし❌ 特別なサービスはなし
予約のしやすさ✅ 繁忙期でも比較的空席があることが多い❌ 繁忙期は予約が取りづらい
✅ 窓側・通路側の選択がしやすい❌ 予約時に席が埋まっていることが多い

グリーン車と指定席のどちらかを選ぶポイント

ここでは、グリーン車と指定席のどちらかを選ぶ際のポイントについて解説します。

ポイント1:ビジネスで利用する方

はじめに、出張などのビジネスで利用する場合は、グリーン車を選ぶことをおすすめします。グリーン車の車内は、普通車と比べて静かで過ごしやすいので、仕事に集中しやすいです。また、座席の間隔が広く、リクライニングシートの角度も深く設計されているので、移動中に疲れを癒すこともできます。移動中のストレスを抱えることなく、快適に移動したい方はグリーン車を選んでみてはいかがでしょうか。

ポイント2:小さな子どもがいる家族連れ

続いて、小さな子どもがいる家族連れの方は、指定席を選ぶことをおすすめします。子どもがいると騒がしくなってしまいがちなので、グリーン車の利用者たちから訝しげに見られるおそれがあります。長時間の移動で気まずい思いをしないためにも、子どもがいる方は指定席を選ぶことを推奨します。

ポイント3:一人旅を楽しみたい方

最後に、一人旅を楽しみたい方は、グリーン車を選んでみてはいかがでしょうか。指定席と比べて、割高ではありますが移動中の環境は、普通車と比べて快適です。家族連れや団体客がほとんど利用しないため、一人旅の方は周囲を気にせず旅を楽しめます。例えば、車窓から景色を眺めたり、広い座席でくつろいだりしても良いかもしれません。自分へのご褒美として、一人旅の際はグリーン車を利用することもおすすめします。

快適な席を選んで旅をしよう

今回は、新幹線のグリーン車と指定席について、それぞれの違いとメリット・デメリットにも触れて解説しました。新幹線を利用する場面や状況に応じて、席を選び快適な旅をしましょう。最後に、列車編成や料金は変更される場合があります。利用の際はJR各社サイトで最新情報を必ずチェックしてください。

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