新幹線でキャリーケースを足元に置ける?適正サイズや邪魔になる時の対処法

新幹線でキャリーケースを足元に置ける?適正サイズや邪魔になる時の対処法

新幹線に乗る際に、キャリーケースの収納場所を悩む人たちもいるはずです。特に、小さいサイズのものならば、荷物棚ではなく、足元に置いておきたいですよね。とはいえ、実際の広さがわからないと判断できません。実際のところ、新幹線ではキャリーケースを足元に置くことは可能なのでしょうか?

この記事では、「新幹線でキャリーケースを足元に置けるのか?」という疑問を考察しています。また、キャリーケースの適正サイズや邪魔になるときの対処法、おすすめ商品も紹介しているので、これから新幹線を利用する予定の人たちは参考にしてみてください。

目次

新幹線でキャリーケースを足元に置ける?

さて、新幹線では、キャリーケースを自分の席の足元に置けるのでしょうか?

結論から言えば、縦・横・高さの合計が120cm以内のキャリーケースなら足元に置ける可能性が高いです。これに関しては、JR東海の公式HPでも次のように記載されています。

普通車の足元には、ご利用のお客様にもよりますが、3辺合計120cm(例:25×40×55cm)程度の荷物であれば、概ね収納いただけます。

JR東海『新幹線の荷物棚や足元には、どの程度の荷物が収納できますか?』より引用

グリーン車に乗る場合、足元にはフットレストなどがあるため、状況に応じて頭上の荷物棚の活用も検討しましょう。荷物棚を活用する場合は、3辺合計160cm程度のキャリーケースであれば、基本的には収納できると考えてよいでしょう。

足元に置けるキャリーケースの適正サイズ

それでは、新幹線で足元に置けるキャリーケースの適正サイズは具体的にどのくらいなのでしょうか?

先ほども述べたように、足元に置ける荷物のサイズは3辺の合計が120cm以内です。これを考慮したときに、新幹線に持ち込む場合に選ぶべきキャリケースのサイズは、横39cm×高さ42cm×奥行き22cmです。

120cmぴったりのサイズでは足元に余裕がなくなってしまうので、それよりも115cm以下のケースを選択することを推奨します。入る荷物の量は減ってしまいますが、持ち運びやすいので移動が快適になると考えられます。

新幹線の旅におすすめなキャリーケース

新幹線の旅におすすめで、足元に置けるサイズのキャリーケースを、3つ紹介します。

全て飛行機内にも持ち込めるサイズです。

  1. 耐衝撃&超軽量のコスパ抜群な『meer』
  2. ビジネスシーンでも大活躍の『SnooII』
  3. 親子でおそろいを楽しめる『WanderMore』

おすすめポイントを詳しく解説します。

その1 耐衝撃&超軽量のコスパ抜群な『meer』 

手頃な価格で高品質なキャリーケースを探している人には、約5,000円という安さにも関わらず、耐衝撃性能と超軽量を兼ね備えたmeerがおすすめです。

meerのキャリーケースはABS樹脂とポリカーボネイトの混合材料で製造されており、頑丈でありながら約2.4kgの軽さで、女性も軽々と持ち上げられます。

また、360度回転の8輪ダブルキャスターを採用している点も、meerをおすすめするポイントです。

キャリーケースは通常、キャスターから消耗して故障しますが、キャスター1つひとつへ大きな負荷がかかりにくい仕様のため、長く愛用できるでしょう。

さらに、中のポケットや仕切りが充実しているのはもちろんのこと、外には隠しフックや折り畳みカップホルダーもあり、使い勝手もしっかり考えられています。

駅のホームで新幹線を待つ間など、フックにお土産や駅弁の袋を提げれば、荷物の多い旅も快適に過ごせますね。

その2 ビジネスシーンでも大活躍の『SnooII』

ビジネスシーンでも使える利便性を重視する人には、収納物の出し入れがカンタンなSnooⅡがおすすめです。SnooⅡにはメイン収納の他に前開きの収納があり、PCやタブレット・書籍・パスポートなど移動中に取り出したいものに、ファスナーを引くだけですぐアクセスできます。

便利なUSB充電ポートも付いているため、移動しながらスマートフォンの充電やPC作業ができ、長距離移動も安心です。新幹線の車内で仕事をしたり、キャリーケースを預けることなく終日持ち運んだりしたい人の、メインバッグとして活躍するでしょう。

ボディはアルミ製のため耐久性が高く、防水・防塵効果にも優れているほか、スタイリッシュなデザインで男女問わず人気を集めています。カラーは、ホワイト・ピンク・ブラックの3色展開から選べます。

その3 親子でおそろいを楽しめる『WanderMore』

親子で旅行を楽しむなら、おそろいのミニケースと2点セットの、WanderMoreはいかがでしょうか。ミニケースは、親ケースと同じデザインで約10Lの容量があり、子どもの荷物やお土産にちょうど良いサイズ感です。

子どもが自分の荷物を入れて持つのもよいですし、混み合う場所では親ケースの三段調節キャリバーに取り付けると、手が空いて快適に運べます。駅や観光地は迷子が多いですが、親とおそろいのバッグを持っていれば、周囲の人が気が付いてくれる可能性もあります。

もちろんキャリーケースとしての頑丈さや機能性も十分で、ABS樹脂とポリカーボネイト製のボディは、傷が目立ちにくく超軽量です。360度独立回転のダブルキャスターがついているため、安定した走行で、子連れでもスムーズに移動できます。

新幹線にキャリーケースを持ち込むときの注意点

新幹線にキャリーケースを持ち込むときには、事前に知らないと他の乗客に迷惑をかける、あるいはトラブルを引き起こすような注意点があります。ここでは、3つの気を付けるべきことを紹介していきます。

注意1 勝手に動かないようにする

はじめに、新幹線の走行中、揺れや急な減速があるとキャリーケースが勝手に動き、他の乗客にぶつかる危険性があるので注意しましょう。相手に怪我をさせると訴訟リスクもあるので気をつけなければいけません。

キャスターにロック機能がついているキャリーケースであれば、ロックをかけるか、ロック機能がない場合は両足で挟んで押さえると動きにくくなります。

また、キャリーケースがコンパクトな場合は横向きに倒しておくと、底足が支えとなって滑るのを防いでくれます。思いがけないタイミングで動いてしまうので、座席に座ったらすぐに、キャリーケースが動きにくいよう対策しましょう。

注意2 奥の座席の人の出入りを妨げない

続いて、新幹線で通路側の席に座る場合、奥の座席の人の出入りを妨げないよう注意しましょう。新幹線の座席から前の座席までの足元の奥行きは約50cmで、奥行きが約25cmのキャリーケースと自分の足があると、人が通り抜けできる余裕はありません。

奥に座っている人が席を立つ際は、自分も一度通路に出るか、近くの空席にキャリーケースを一瞬逃がすなどして、スムーズに通れるよう配慮しましょう。

注意3 特大荷物スペースつき座席は予約がいる

最後に、旅行帰りなどに荷物が増えると、座席の足元や荷物棚だけでなく最後部席のさらに後ろのスペースにキャリーケースを置きたくなりますが、その場所は予約者以外の利用が禁じられています。

以前は誰でも自由に荷物を置けましたが、JR東海の公式ページによると、現在は特大荷物スペースつき座席として席が販売されているため、予約者以外は利用できません。予約せずに持ち込んだ場合、スマートEXの公式ページによると持込手数料(税込1,000円)が必要です。

足元に収まらないほど荷物が増えた場合、頭上の荷物棚(3辺合計160cm程度まで)を活用するか、特大荷物を置ける座席を事前に予約して乗車しましょう。

邪魔になる時の対処法

なお、足元に置いたキャリーケースが邪魔なときは、荷物棚に収納することをおすすめします。

座席前のスペースよりも荷物棚のほうが広いので、足元に入るなら問題ありません。実際、他の乗客の出入りを考えると、荷物棚に置いたほうが良いケースもあります。特に、長距離を移動するときはトイレのたびにキャリーケースが邪魔になって相手にストレスを与えるおそれがあるので、配慮が必要です。

ただし、荷物棚にキャリーケースを入れるときは持ち上げなければいけません。それなりの重さですから落とさないようにくれぐれも注意してください。なお、荷物棚に入れるのに苦労する人は以下の記事も参照してください。

コンパクトなケースを使おう

キャリーケースにはさまざまなサイズの商品がありますが、新幹線に持ち込むならコンパクトなサイズを使うことをおすすめします。海外旅行で使うようなでかいサイズは置き場所に困ることに加えて、移動するのにも一苦労です。

出張や旅行の日数が長くても、現地で必要なものを買うなどの工夫をすれば荷物を最小限にできます。

縦・横・高さを合わせて120cm以下のキャリーケースを用意して、「これは現地調達はできない」という観点から荷物を整理して快適な移動を実現してくださいね。

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この記事を書いた人

IKITECH編集部は交通(電車・SUICA・新幹線・飛行機)や郵便などの生活インフラを専門領域に記事形式で情報を伝達するプロフェッショナル集団です。生活インフラ分野に知見のあるライター、編集者、研究者、校閲者から構成されたチームで記事を制作しています。

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