【えきねっと】トクだ値の事前予約が買えない原因と対処法

【えきねっと】トクだ値の事前予約が買えない原因と対処法

JR東日本のインターネット予約サービス「えきねっと」で提供される割引きっぷ「トクだ値」は、新幹線や特急が最大50%以上割引になるお得なサービスです。しかし、そのお得さゆえに大変な人気で、「事前予約したのに取れなかった…」という声も多く聞かれます。

この記事では、えきねっとのトクだ値の事前予約をスムーズに購入する方法事前予約はいつから可能か、そして買えない場合の原因と対処法を詳しく解説します。事前予約が取れずにお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

えきねっとのトクだ値の事前予約を購入する方法

まず、えきねっとでトクだ値の事前受付を利用して割引きっぷを購入する手順を確認しましょう。

えきねっと「トクだ値」購入手順 会員登録/検索/事前受付/選択/決済

※ 実際の表示・条件は時期や商品により異なる場合があります。最新の公式案内をご確認ください。

項目 要旨 解説 参考
会員登録・ログインと事前準備 会員限定/事前にカード登録。 トクだ値はえきねっと会員限定。購入には会員登録とログインが必須。予約確定と同時に即時決済されるため、マイページでクレジットカードを事前登録しておくのが安全。未登録のまま予約すると決済エラーで無効になるリスクあり。 secure.okbiz.jpa-puzzlering.com
乗車区間・日時を検索 「トクだ値対象」アイコン。 えきねっとTOPから乗降駅・日時・人数を入力して検索。結果に「トクだ値対象列車」アイコンが付く経路を選択。アイコンがあっても割引席が満席(売切)の場合あり。 eki-net.com
事前受付に進む 発売前は自動で切替。 乗車日が発売開始前(乗車日1か月前より前)なら、画面が自動で「事前受付」に切替。注意事項を確認し「事前受付へ進む」を押下。第3希望まで列車選択可。同一乗車日での“おトクなきっぷ”申込は1件のみに注意。 eki-net.com
きっぷ種別で「トクだ値」を選択 残席×は購入不可。 座席種別選択で「トクだ値」商品を選ぶ(例:新幹線eチケット(トクだ値○))。表示が「残席×」なら割引席は満席で購入不可。他の設定(通常・別割引)も合わせて検討。 eki-net.com
予約内容の確認と決済 即時決済/駅現金不可。 希望列車・席種を選び申込内容を確認して予約確定。確定と同時に決済(クレジット等)。トクだ値はチケットレス限定のため駅窓口での現金払い不可。指定のコンビニ払い等が提示される場合は、期限までに支払いを完了する。 eki-net.com

以上が基本的な購入手順です。事前受付を利用すれば、発売開始と同時に予約が自動処理されるため、窓口に並んだり発売開始時刻に合わせて手動で操作する手間が省けます。

えきねっとのトクだ値の事前予約はいつから?

トクだ値を事前受付で予約できる期間は限られています。通常、JRの指定席券は乗車日の1ヶ月前の同日午前10時に発売開始となりますが、「えきねっと事前受付」はそのさらに1週間前の14時から受付開始となります。受付締切は発売開始当日の午前9時54分までで、それまでの1週間が事前受付可能期間です。

例えば、乗車日が8月13日の場合、事前受付は7月6日14時00分から7月13日9時54分まで申し込み可能です。この期間内に事前申込みを済ませておくことで、発売開始日の10時にシステムが自動で予約手配を試みてくれます。

なお、えきねっと事前受付では同一乗車日につき最大10件まで申し込みできますが、「トクだ値」などおトクなきっぷは同一乗車日1件のみしか事前受付できません。事前受付の申込内容は乗車1ヶ月前の10時以降に順次結果が通知され、満席などで予約不成立の場合もあります。

この事前受付は座席を確実に確保できることを約束するものではなく、お申込みが集中した場合は希望に添えないこともある点に留意しましょう。

えきねっとでトクだ値の事前予約を買えない原因

トクだ値の事前受付を申し込んだのに「買えなかった」「予約できない」といった事態には、いくつかの原因が考えられます。ここからは主な原因を3つ説明します。

原因1: 割引席の数が限られており競争率が非常に高い

最も大きな原因は、トクだ値の席数自体が限定されていて競争が激しいことです。トクだ値は各列車ごとに割引対象となる座席数があらかじめ決められており、通常の指定席に空きがあっても割引枠が埋まればトクだ値としては購入できなくなります。

実際、トクだ値などの人気割引プランでは販売開始直後に即完売してしまうケースも多いのが現状です。特に割引率の高い「トクだ値スペシャルなどはごく少数の座席しか設定がなく、「取れたらラッキー」というレベルの激戦区になっています。

また、事前受付を利用していても予約成立が保証されているわけではありません。事前受付はあくまで発売開始と同時に「申し込みをしてくれる」仕組みであり、申込が集中した場合は抽選的な処理になります。早めに申し込んだから必ず取れるというものではなく、希望者が多ければ抽選に漏れて予約不成立となる可能性があるのです。

原因2: 予約可能な期間・対象列車の条件を満たしていない

次の原因は、トクだ値の適用条件に合致していない場合です。トクだ値には購入できる期間の制約があります。例えば「トクだ値14」なら乗車日14日前の23:50まで、「トクだ値スペシャル21」なら乗車日21日前の23:50までに申し込まないと割引が適用されません。

もし、この申込期限を過ぎてしまうと、対象列車であってもトクだ値の選択肢自体が表示されなくなり、購入することはできません。実際、「乗車日の2週間以上前なのにトクだ値が表示されない」という場合、入力した乗車日がトクだ値の設定除外日だったり、既に割引枠が終了しているケースが考えられます。

また、選択した列車・経路がトクだ値の対象外である可能性もあります。トクだ値は列車・区間が限定された割引きっぷであり、すべての列車に設定があるわけではありません。例えば同じ区間でも列車の種別や号数によってはトクだ値が設定されておらず、その列車では割引購入ができません。

えきねっと事前受付はJR東海(東海道新幹線)やJR九州など他社の区間を含む申込みには対応しておらず、これらの経路では事前受付の対象外となります。

原因3: 会員ログインや決済方法など利用手順に不備がある

三つ目の原因として、利用手順上の不備や準備不足が挙げられます。具体的には「会員ログインをしていなかった」「クレジットカード情報を登録していなかった」ために予約が完了しないケースです。えきねっとのトクだ値は会員限定商品なので、ログイン状態でないと申込み自体ができません

仮に一部画面まで進めても、非会員では購入手続きが完了しない仕組みです。また、決済は予約と同時にクレジットカードで行われるため、カード情報の登録が必須となります。事前にカード登録をしていないと、たとえ予約が成立しかけても決済エラーで無効になってしまうことがあります。

さらに、決済方法に関連して支払い手続きの問題も考えられます。新幹線eチケットのようにチケットレス割引きっぷは駅窓口での支払いが利用できないため、オンライン上で期限までに支払いを完了させる必要があります。

コンビニ払い等を選択した場合は所定の期限までに支払わないと予約は自動取消となります。特に、人気のトクだ値は支払期限切れによるキャンセル待ちを狙う人もいるほどです。そのため、予約時にはクレジットカード即時決済で確実に支払うのが安全です。

えきねっとでトクだ値の事前予約を買えないときの対処法

ここまで原因を説明しましたが、事前予約が「取れない・買えない」場合、どのような対処法があるでしょうか。対処法として考えられる方法を3つ紹介します。一つ一つ見ていきましょう。

方法1: キャンセル発生を狙って空席をこまめにチェックする

一つ目の対処法は、キャンセル待ちを狙うことです。残念ながら、JRには航空機のような公式の「キャンセル待ち登録」制度はありませんが、その代わり自分で頻繁に空席状況を確認する必要があります。トクだ値の割引席もキャンセルが出れば再度予約可能になるため、諦めずに空席照会をこまめにチェックしてみましょう。

キャンセルが出やすいタイミングとして知られているのは次の2つです。

  • 乗車日の2~3日前:乗車直前にキャンセル料が本格的に発生する前の時期のため、この頃に予約変更や取り消しをする人が多く、指定席に空きが出やすい傾向があります。
  • 乗車日の約2週間前:旅行会社が団体向けに押さえていた座席の一部が、この時期にJR側へ戻されることがあります。ちょうどトクだ値14の申込期限と重なる頃ですが、このタイミングで思わぬ空席が発生する場合があります。

さらに、発売開始直後にもチャンスがあります。予約開始日の午前10時~数時間以内は、重複して予約してしまった分の取消や決済失敗によるキャンセルが発生しやすい時間帯です。開始直後1~2時間の間にポロポロとキャンセルが出ることがあります。こうしたタイミングでえきねっとの空席照会をチェックすれば、運良く割引席を拾える可能性もあります。

方法2: 他の割引きっぷや代替交通手段を検討する

二つ目の方法は、別の割引サービスや交通手段を利用することです。どうしてもトクだ値が取れない場合でも、JR各社や他の交通には様々なお得な選択肢があります。以下に代表的な例を挙げます。

トクだ値が取れない時の代替手段 在来特急/新幹線/フリーパス/バス

※ 区間・時期により適用条件や価格は変わります。最新の公式案内をご確認ください。

代替手段 要旨 解説 参考
モバイルSuica特急券 在来線特急を割安&チケットレス。 JR東日本の在来線特急などで使えるスマホ専用の割引特急券。通常の特急券より安く、発券不要でそのまま乗車できる。 a-puzzlering.com
EX予約(東海道・山陽新幹線) 会員制で早割&座席指定が有利。 JR東海・西日本エリアの新幹線はエクスプレス予約が有力。東京〜新大阪などトクだ値非対象区間でも、早割料金や柔軟な座席選択のメリットがある。 a-puzzlering.com
フリーパス/他の企画乗車券 条件が合えば乗り放題でお得。 JR東日本なら週末パス、シニア向け大人の休日倶楽部パスなど。行程や年齢条件に合致する場合、総額が安くなることがある。 a-puzzlering.com
高速バス 鉄道より大幅に安い。 鉄道にこだわらないなら都市間高速バスが格安。例:東京〜仙台は2,000〜4,000円程度の便も。深夜バスなら宿泊費を節約できる場合も。 a-puzzlering.com

また、新幹線ではなく在来線特急や普通列車を乗り継ぐルートに変えるのも一つの手です。所要時間は延びますが、青春18きっぷ等を活用して大幅に交通費を抑えるという選択肢もあります。トクだ値に固執せず、他の割引きっぷや交通手段も含めて再計画してみることで、結果的にお得かつ現実的なプランが見つかるかもしれません。

方法3: 新幹線+宿泊セットプラン(ホテルパック)を活用する

三つ目の対処法は、新幹線と宿泊がセットになった旅行商品を利用することです。もし旅行先で宿泊する予定があるなら、JR系や旅行会社が販売している「新幹線+ホテルパック」を検討してみましょう。

最大のメリットは、トクだ値が取れないような繁忙期でもパック商品用の座席枠で予約できる可能性がある点です。料金もセット割引で安くなり、企画によっては「ホテル代が実質タダ同然」ということもあります。日本旅行やJR東日本のびゅうプラザなど各社が様々な新幹線宿泊パックを提供しているので、自分の目的に合ったプランを選ぶことができます。

ただし、この方法は宿泊を伴う場合に限られる点に注意が必要です。日帰りや片道だけの利用はできず、ホテルとセットで予約する必要があります。利用できる列車の時間帯や選べるホテルが限定される場合もあることに留意しましょう。

最新情報をチェックしよう

トクだ値を確実に手に入れる絶対的な方法はありませんが、最新の公式情報やキャンペーンをチェックし続けることも大切です。

JR東日本の公式発表やニュースリリースで割引制度の拡充情報が出ることもありますし、SNS上では利用者の成功・失敗談から学べるリアルタイムな情報も得られます。

ぜひ様々な手段を駆使して情報戦を制し、お得なトクだ値をゲットしてください。旅費を節約できれば、その分を旅先での楽しみに回すこともできます。

事前準備と工夫次第で、きっと快適でお得な旅行を実現できるでしょう

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