グリーン車に若い人が乗っているのは怪しい?理由や暗黙の了解を解説

グリーン車に若い人が乗っているのは怪しい?理由や暗黙の了解を解説

みなさんのなかには、自分よりも若い人がグリーン車に乗っている様子を見て、驚いたことのある人たちもいるはずです。無論、年齢は関係ありませんが、サラリーマンでもない若者が指定席よりも高い金額を支払わないと乗れないグリーン車に乗っていることについて、いろいろと憶測を巡らせてしまいますよね。

この記事では、「グリーン車に若い人が乗っているのは怪しいのか?」という疑問に言及しています。また、若者がグリーン車に乗っていることに対して違和感を持たれる理由や暗黙の了解の有無についても考察しているので、興味のある人たちは参考にしてみてください。

目次

グリーン車に若い人が乗っているのは怪しい?

さて、グリーン車に若い人が乗っているのは怪しいことなのでしょうか?

結論から言えば、サラリーマンでもないのに若い人が派手な格好でグリーン車に乗っていたら「怪しい」と感じる人は少なからずいるかもしれません。もちろん、グリーン車に年齢制限があるわけもないですから、未成年だって運賃さえ支払えば、誰に文句を言われる筋合いはありません。

そもそもグリーン車とは、JR各社において普通車よりもランクが1つ上の車両を指します。座席の幅がゆったりとしているほか、普通車には無い設備やサービスが充実しているため、より快適な環境で移動することが可能です。グリーン車に乗車するためには、通常の乗車券よりも高い値段を支払わなければいけません。

物価高が叫ばれているこのご時世に、若い人がグリーン車に乗っているのを見れば、「なぜ、まだ若いのにグリーン車に乗れるんだろうか?」と怪しく感じる人もいるかもしれません。特に、ビジネスマンとは異なる派手な格好ならば、変な目で見てくる人もいるでしょう。とはいえ、単なる偏見に過ぎず、気にする必要は全くありません。

若い人がグリーン車に乗っている理由

それでは、若い人がグリーン車に乗っているのは、どうしてなのでしょうか?

その理由は大きく3つあると考えられます。

理由1 家がお金持ちである

第1に、グリーン車に乗っている若い人が金銭的に余裕のある家庭に生まれているからです。いうまでもなく、実家がお金持ちであるならば、グリーン車よりも狭い指定席や座れる保証のない自由席をあえて利用する理由はありません。親の経済力で若者がグリーン車に乗るのは普通なことです。いわゆる「親ガチャ」の成功者なわけですね。

金銭的に余裕のない人からすれば、「若いのに生意気だ」と感じることもあるかもしれませんが、それは単なる「僻み」でしかありません。現実社会は不平等であり、生まれる場所は選べませんから、所与の中で努力するしかないのです。

理由2 会社の経費で乗っている

第2に、会社の経費で乗っている可能性があります。企業によってはグリーン券を経費として計上させているところもあります。特に、成果を出している社員ならば、グリーン車での移動を特別に許可しているケースもあるでしょう。

また、電源やWi-Fiが完備されたグリーン車であれば、パソコンなどで仕事をするのにも便利です。最近はリモートワークが普及してきたこともあり、オフィスの外で仕事ができるデバイスを持っているワーカーも多いでしょう。

確実に座れるグリーン車で、移動中にも自社の社員が仕事に取り組むことができれば、会社としての生産性も向上します。そのため、会社が経費を使って若い社員のグリーン車利用を推進している、というケースも考えられます。

理由3 快適な選択を取っている

第3に、お金の有無にかかわらず快適さを選択しているのかもしれません

「満員電車に乗るストレスを減らしたい」「確実に座って体を休めたい」「長距離移動は広い席でリラックスしたい」など理由から、お金を払ってでも快適性を優先しているケースが考えられるわけです。

また、心身にハンディキャップがあり、グリーン車の広さや快適さが必要不可欠という場合もあります。

 「若いのにそんなお金の余裕があるの?」と思うかもしれませんが、そのぶん食費や交際費など他の出費を抑える努力をしている場合も想像できますよね。何を重視してお金を使うかは個人の自由ですので、選択肢が複数あることは年齢にかかわらず大きなメリットになると言えるのではないでしょうか。

若い女性がグリーン車に乗るのは生意気なのか?

グリーン車に乗る若い人の中でも、男性より女性のほうが「生意気だ」と感じられやすいかもしれません。筆者は女性ですが、実際に20代前半の頃グリーン車に乗ろうとしたら、年配のサラリーマンから白い目で見られた経験があります。そういった感情の背景には、「男性は外で働き、女性は家を守るもの」「社外で顧客と仕事をするのは男性で、女性は社内でお茶汲みをするもの」といった固定観念があるのではないでしょうか。

一昔前であれば、確かにグリーン車に乗っている若い女性が物珍しかった時代があったのかもしれません。とはいえ、当然のことながら今の時代には多くの女性が外で仕事をしていますし、男性と同じように出張などで電車を利用する機会も多いです。また、前項で述べたような快適性の選択には、性別は一切関係ありません。グリーン車に乗る若い女性に「生意気だ」と感じてしまった時には、ぜひ一度立ち止まって考え直してみてはいかがでしょうか。

グリーン車にある暗黙の了解

なお、グリーン車には、乗客の中での暗黙の了解があると言われることがあります。無論、そのようなものは存在しないと考えるのが妥当ですが、具体的にはどのようなことが噂されているのでしょうか?

その1 隣に座ってはいけない

まずよく聞くのが、「グリーン車では隣の席には座ってはいけない」というものです。広々とした座席が魅力のグリーン車なのに、隣に知らない人が座ってしまうと少し居心地が悪くなってしまいますよね。

そもそも、他の座席に空きがあるのにわざわざ自分の隣に座ってくる人がいたら、それこそ怪しく感じてしまいそうです。車両自体が混雑していればそうも言っていられませんが、空いている時はお互いのためにも少し間隔を空けて座るのがベターかもしれませんね。

その2 子供は乗ってはいけない

グリーン車は利用者が静かに過ごす場所というイメージが強いため、子連れでの利用を躊躇する声をよく耳にします。

しかしながら、JR東日本の公式HPを見ても、子供が利用してはいけないという文言は記載されていません。むしろ座席の幅に余裕があるため、長距離移動などで子供を抱っこしていなければならない時間が長い場合には、グリーン車はメリットが大きいといえるでしょう。

とはいえ、やはり静かに過ごしたい利用者が多いのは当然ですし、グリーン車か否かにかかわらず電車の中では静かにするのがマナーです。子供が騒いでしまった時の対策を考えておくのは必須ですし、もちろん大人も車内では静かに過ごしましょう。

その3 フットレストは土足で使ってはいけない

グリーン車ならではの設備の一つがフットレスト(足置き)です。だれもが初めて乗った時には「どうやって使うんだろう?」と疑問に思ったのではないでしょうか。

特に気になるのが、土足のまま使って良いのかどうかです。車両によって違いはありますが、多くのフットレストは二面構造になっており、土足で使う面と靴を脱いで使う面に分かれています。

JRが公式に使い方をアナウンスしているわけではありませんが、多くの人がこの「面」を確認した上で、土足のままであったり靴を脱いだりと使い分ける場合が多いようです。

年齢に関係なく利用される

グリーン車の利用にあたっては、そもそも年齢の制限がありませんので、若い人はもちろん赤ちゃんからお年寄りまで自由に利用することができます。それにもかかわらず、「若い人がグリーン車に乗っているのはおかしい」と直感的に感じるのは、それだけ自分に固定概念がある証拠です。

現実は多様であり、年齢や見た目ではわからないことがたくさんあります。想像力が乏しい結果、他人に対して偏見の目を向けてしまうのは格好悪いことです。だからこそ、若い人が乗っていたからといって訝しげにする

また、JR東日本の公式HPによれば、これまでグリーン車を採用していた路線に加えて、2025年3月15日(土)からは中央線・青梅線快速でもグリーン車サービスが開始されるなど、今後私たちがグリーン車を目にする機会はますます増えてくるでしょう。

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次