スマートEXの予約変更は何回まで?手続き方法や手数料の有無を解説

スマートEXの予約変更は何回まで?手続き方法や手数料の有無を解説

スマートEXは東海道・山陽・九州新幹線のネット予約サービスで、交通系ICカードを使ってチケットレス乗車できます。使い勝手のよさから「予約変更は何度までできる?」「変更手続きはどうする?」「手数料はかかる?」といった疑問を持つ人も多いでしょう。この記事では公式情報をもとに、スマートEXの予約変更ルールを詳しく解説します。

目次

スマートEXの予約変更は何回まで?

スマートEXでは、以下の条件を満たしていさえすれば、予約変更回数に制限はありません。

  • 条件1 切符を受け取っていないこと
  • 条件2 改札の入場前であること
  • 条件3 乗車予定列車が発車時刻まであること

ただし、予約変更が可能な列車は初回購入時の乗車日から3ヵ月以内の範囲に限られます。これに関しては、公式サイトにも次のように掲載されています。

初回購入時の乗車日から3ヵ月以内の乗車日の間

【1ヵ月以内の予約の場合】
上記の期間内の乗車日への変更は何度でも可能ですが、予約できる列車は、変更操作日から1ヵ月先までの列車です。
例)7月1日に、7月15日乗車分の予約をされた場合、10月14日までの乗車日であれば何度でも変更が可能です。ただし、例えば7月10日に変更操作をする場合、その時点で予約できるのは1ヵ月先の8月10日までの列車となります。

【1ヵ月より先の予約の場合】
上記の期間内の乗車日への変更は何度でも可能ですが、予約できる列車は操作日から最大1年先の乗車日までの列車です。
例)2023年7月1日に、2024年7月1日乗車分の予約をされた場合、2024年9月30日までの乗車日であれば何度でも変更が可能です。ただし、例えば2023年の7月10日に変更操作をする場合、その時点で予約できるのは1年先の2024年7月10日までの列車となります。

スマートEXの公式サイトより引用

なお、変更先の列車は列車発車時刻4分前まで予約できます。このように、期間内であれば回数無制限で変更できるのがスマートEXの大きな特長です。

予約変更の手続き方法

スマートEXの予約変更は、スマートEXアプリもしくはWebブラウザから行えます。例えば、スマートEXアプリの場合、操作は次のとおりです。

EXアプリで予約を変更する手順 予約済み→一覧→変更

※ 変更可否・手数料は商品/時刻・席種により異なります。操作中は電波状態を安定させてください。

項目 要旨 解説 参考
アプリを起動し「予約済み」をタップ 変更は予約メニューから。 EXアプリを開き、ホームの「予約済み」をタップして予約管理画面へ進む。 smart-ex.jp
「予約一覧」から変更したい予約を選択 対象予約を特定。 表示された予約一覧から、日時・区間・人数等を確認し、変更対象の予約詳細を開く。 smart-ex.jp
「変更」をタップし条件を指定して完了 日付/列車を更新。 画面の「変更」をタップし、新しい乗車日・列車・席種などを指定。内容を確認して予約を完了する。必要に応じ差額精算や手数料表示に従う。 smart-ex.jp

ブラウザの場合もログイン後、「予約確認/変更/払戻」→「変更」の順に進み、同様に新しい日程などを選択して変更できます。いずれの場合も、操作に続いて新たに必要なクレジットカード決済が行われ、差額が発生する場合は追加で支払います。

予約変更に手数料は発生するのか?

嬉しいことに、スマートEXでは変更手続きそのものに手数料は不要です。上記のように、条件を満たせば何度変更しても手数料無料で行えます。ただし、変更先の列車によって運賃・料金が変わる場合は、増額分を追加支払う必要があります。

また、同一予約内で人数を減らす場合には、減少した人数分の払い戻し手数料(1名あたり通常640円)が必要です。以上の点に留意すれば、予約変更自体の手数料負担は基本的にありません。

スマートEXで予約変更する時の注意点

スマートEXは便利に予約変更ができますが、いくつか利用上の注意点もあります。以下では主なポイントを3つご紹介します。

注意1:変更可能な期間・対象列車の制限

予約変更できるのは、初回購入時の乗車日から3ヵ月以内の乗車日に限られます。

具体例で言うと、7月1日に7月15日の予約をした場合、その初回購入日から3ヵ月後の前日、すなわち10月14日までの列車に何度でも変更可能です。

ただし、変更操作時点からさらに先の列車を予約できる期間には上限があり、一般的には「操作日から1ヵ月先」または「操作日から1年先」までと決まっています。このため、購入日から3ヵ月を超える日は変更対象外となりますので注意してください。

注意2:改札入場後・発車後は会員操作で変更不可

スマートEXでは、改札に入場して乗車してしまう前に変更手続きを済ませる必要があります。具体的には、交通系ICカードで改札を通る前またはきっぷ未受取の状態で、予約列車の発車時刻前まで変更操作が可能です。

逆に言えば、一度改札を入ってしまうと会員サイトやアプリからの変更はできません。もし乗車日に列車を変更したい場合は、改札口の駅員に相談し、スマートEXのシステムで再変更の手続きをしてもらう必要があります。

また、列車発車後やきっぷ受取後に区間や日付を変えたい場合は、JR各社の駅窓口で通常の運賃で再購入し、スマートEXのきっぷを払戻しする必要があります。このように利用の状況によって変更方法が異なるため、特に乗車日当日や改札入場後の対応には注意しましょう。

注意3:予約人数を減らすと払戻手数料が発生

グループや家族で予約した場合に、一部の人数だけ予約を減らして変更するケースでは注意が必要です。スマートEXでは、予約人数を減らすときは「変更」操作でその人数分を払い戻す扱いとなり、減少した人数分の払戻手数料がかかります。

例えば、2名で予約して1名だけ変更するような場合、その1名分に手数料が発生します。また、往復割引商品で往路と復路を同時に変更する場合は、区間・人数などの内容を往路・復路とも同一にする必要があります。

このほか満席で変更できない場合や、一部の早特商品では変更条件が厳格に定められている場合があります。予約変更前に条件をよく確認することが大切です。

変更可能な条件があることを忘れないで!

スマートEXではICカード未使用の状態で乗車前であれば、予約の変更回数に上限なく何度でも無料で手続きを行えます。予約変更はアプリやブラウザから簡単にでき、変更後はクレジットカードで決済しつつ手続きが完了します。

ただし、変更できるのは購入日から3ヵ月以内の列車に限られ、改札入場後の自己操作は不可予約人数を減らす場合は払戻手数料発生といった制限があります。これらのポイントを押さえておけば、スマートEXの予約変更を安心して利用できます。安心・便利なスマートEXを活用して、計画変更にも柔軟に対応しましょう。

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次