みなさんのなかには、JR東海が提供している交通系ICカード「Toica」を利用している人たちもいるはずです。近年、SuicaやICOCAのモバイル対応が始まっていることから、「Toicaもスマホに入れられるのか?」という疑問を持っている方もいるでしょう。カードよりもスマホでタッチして改札に入れたほうが便利ですよね。
この記事では、Toicaを携帯に入れる方法の有無に言及しています。また、モバイル版のサービスリリース時期についても考察しているので、Toicaを利用している人たちは参考にしてみてください。
Toicaを携帯に入れる方法の有無
さて、JR東海が発行する交通系のICカード「Toica」を携帯に入れる方法はあるのでしょうか?
残念ながら、2025年1月現在、SuicaやICOCAで実施されているようなモバイルToicaは存在しません。そのため、基本的にはICカードを利用する以外にないのが現状です。
実際に、APP STOREやGoogle playで「Toica」と検索しても関連のサービスは出てきません。JR東海でもモバイルToicaの発表は特にありませんから、アプリとしてはまだ利用できないと結論できます。
モバイルToicaはいつできる?
それでは、モバイルToicaはいつできるのでしょうか?
これに関しては、JR東海はモバイルToicaの開発を含めて具体的な情報をリリースしていません。そのため、モバイルToicaが市場に出る時期や可能性はわからないのが答えです。
いうまでもなく、モバイル化するには一定の会員基盤がいないと投資コストに見合いません。地方系の交通系ICカードでは、関西を主流に普及しているICOCAがようやくモバイル対応したことを考慮すると、Toicaの規模では現実的にまだ難しいと言わざるを得ないでしょう。
無論、カードタイプでも十分に使えますから、モバイル化しなくてもよいという経営判断もあります。SuicaやICOCAは全国で相互利用できますから、交通系ICカードをスマホに入れて使いたいならば、Toicaである必要はありません。すなわち、モバイルSuicaを使えばよいだけなのです。
スマホに交通系ICカードを入れるメリット
スマホに交通系ICカードを入れると、便利なことがたくさんあります。
ここでは、具体的にメリットを3つ紹介します。
メリット1:カードをなくす心配がない
第1に、交通系ICカードをスマホに入れるとカードをなくす心配がなくなります。スマホを忘れて家に出る人はカードと比べたら少ないでしょうから、手荷物が少なくなることに加えて手元にないという懸念も払拭されるでしょう。仮に、スマホを落とした場合、GPS機能で追跡もできるのでカードよりも見つけやすいと考えられます。
メリット2:チャージが簡単になる
第2に、モバイルSuicaのようにオートチャージ機能が使えるようになれば、券売機などで定期的にチャージする必要もなくなります。改札で残高不足でゲージがあかないなんてこともなくなるわけです。とりわけ、急いでいるときにも、チャージする時間的にコストが短縮されるので、乗り遅れるリスクが減少するとも言えます。
メリット3:サービスを拡張できる
第3に、交通系ICカードがモバイル化すれば、各種ポイントと連携してチャージがしやすくなるなどカード以上の機能に拡張しやすくなります。実際、モバイルSuicaは楽天などと連携しており、チャージする手段も豊富です。さまざまなプラットフォームと連動することで、交通系ICカードとしての利用価値を超えた体験がもたらされるわけです。
今後はモバイルが主流になる
Toicaは東海地方を中心に多くの人が利用する便利な交通系ICカードです。全国相互利用が解禁されて以来、東京でも、大阪でも基本的には使えますから1枚持っていればよいでしょう。
ただ、カードタイプの利用者は中長期的には減っていくかもしれません。やはり、チャージの手間がかからないモバイルSuicaやPasmoは非常に便利です。ポイントを稼ぐ以外に、あえてToicaにしなければいけない理由もないですから、モバイルToicaがリリースされなければ、Suicaを使う人たちが増えていく可能性があります。
せっかくご当地の交通系ICカードとしてToicaが親しまれるようになったわけですから、ファンたちからすればアプリ対応もしてほしいところですが、会員基盤を考慮すると将来的に必ずしもモバイル化されるとは言い難いと推察されます。
とはいえ、時代はスマホ1台でなんでもできるようになっていますから、JR東海も対応を余儀なくされるかもしれませんが、あまり期待はできません。むしろ、モバイルSuicaが全国的に普及していますから、地方に関係なくだれもがSuicaユーザーになるという見方をしたほうが現実的かもしれません。
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